正直自宅学習をしなくても、スクーリングを居眠りしないで受講すれば、修了試験を合格出来るかと思いますが、その合格をより強固なものにするため、どういった準備をすれば良いかお伝えいたします。(自分自身でやっておいた方が良かったな~と思える事です)
普段不動産と全く関わっていない方にもおススメです!
実務講習自宅学習はこれやっておけ!
1.宅建士試験のテキスト確認
受験して間もない方なら、知識もあるでしょうから不要ですが、宅建士試験受験後、ある程度時間が経っている方なら、一度、目を通しておくことをおすすめします。
権利関係部分から全て確認するわけではなく、重要なのは、「宅建業法」と、「法令上の制限」です。法令上の制限は、都市計画法と建築基準法です。宅建業法は○×のマーク式試験対策、法令上の制限は、記述式試験に役立ちます。
特に細かい規制の内容だとか、数字、罰則等々を覚える必要は全くありません。こんな言葉があったな~程度で十分です。そもそも試験にテキスト持ち込み可なので、暗記しておく事項はありません。
2.登記簿謄本読めますか?
土地と建物の登記簿謄本(現在事項全部証明書)を、しっかり読めますか?
別に権利部に仮登記が付いていたり、大量の持ち分が相続や売買で移動していたり、複雑なものでなくても結構です。
表題部に書かれている内容と、登記名義人が理解出来れば問題ないです。(このくらいの言葉の意味が解らないと、結構厳しいのではないかと思います)
実は、スクーリング受けてて、講師がしつこいくらい説明していたのが、この登記簿関係でした。
と、言いますのも、修了試験の記述式で作成する、売買契約書や、重要事項説明書は、この登記簿に書かれていることが、最重要項目となるからです。具体的には、与えられた登記簿を理解して、その内容を契約書等に書き写していきます。
私は普段から登記簿謄本確認する仕事していますので、なんの問題もないのですが、普段見慣れていない方には、ある程度の予備知識あった方がいいだろうな~と思いました。
3.実務講習テキストの読み方
正直、ここまでやる必要もないと思うのですが、完璧な状態でスクーリングに向かいたいと言う方のために・・・
まずはざっとで結構ですので、テキストを最初から最後まで読みます。内容を覚える必要もありませんし、完全に理解する必要もありません。
テキストを読む目的は、どのような順番で書かれているか等の、テキスト構成を知るためです。だいたいどこにどんな事が書かれていたかを解れば、十分です。その意味では、目次も非常に重要です。
次は、ガイダンス本(=受講手引き)に、問題が掲載されています。LEC以外の講習機関でも、なんかしらの問題はあるかと思います。
問題を解く必要はありません。重要なのは、この問題を解くために、テキストのどこを読めば良いのか確認することです。
問題を確認したら、テキストの該当箇所を探します。後は、そこにマーカーでも引いて、そこだけ読めば大丈夫です。
マーカーの引き方にも注意が・・・
まとめ
自宅学習用問題と、テキスト読めば、もう完璧です!正直、ここまで必要ないかも・・・
しかし!!
不動産登記簿に馴染みの薄い方は、出来るだけ練習しといた方が良いと思います。もちろん、スクーリングでも説明しますので、全然わからなくても大丈夫だとは思います。それでも、この登記簿謄本の理解は、講師もしつこいくらいに説明しましたし、当然理解していないと、記述式問題は解けません。それくらい重要です!!
余裕があったら、登記簿の読み方等を、軽く勉強しておくことをおススメします。基本的な事柄だけでも十分です。
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