宅建実務講習は、講習と言っても最後に試験がありますし、試験と言うからには、合格・不合格が存在します。
合格率は?
全ての実務講習機関が発表してるわけではありませんが、発表してる機関は、それこそ99%に近い数字を提示しています。私がスクーリング当日に、講師から聞いた話ですと、修了試験の合格率は、だいたい95%くらいだそうです。
どんな人が落ちる?
はっきり言って、修了試験受けて、落ちることは珍しいそうです。講師の言う、合格率95%に含まれない方は、急用や急病のために、試験そのものを受けれない方がほとんどだと仰っていました。
それでもやはり試験受けて落ちる方もいるそうで、だいたいそういう方の回答見ると、記述式のミスが多いようです。あとは、マーク式もあるので、マークミスなんかもあるでしょうね。衝撃的な話だったのが、記述式を忘れた方もいたそうです。
記述式試験を忘れる!!??
繰り返しますが、○×のマーク式と、記述式の試験を制限時間60分で行います。配布されるものは、マーク用紙と、問題冊子それぞれ一部づつです。
講師の話ですと、記述式を解くの忘れ、終了時間直前に気づいたが、間に合わなかったという話です。
信じられないような話ですが、実際受験した私からすれば、あながちありえなくもないかもと思いました。と、言いますのも、記述式については、回答用紙と言うものが存在しません。問題冊子の前半部分がマーク式の問題で、後半が記述式の問題で、記述式は穴埋め形式なので、記述式については、問題冊子と回答用紙が同一です。
問題冊子後半の記述式問題に気が付かなかったのでしょうか?
マーク式の試験終了後に記述式試験を行うと勘違いしたのでしょうか?
おそらく、「記述式の回答用紙」が配布されていれば、マーク式と記述式を一緒に行うと認識できるのですが、問題冊子と回答用紙が一緒と言う、ちょっと変わった形式のための悲劇でしょうかね・・・私も最初少々とまどいました(汗 まあ、話をちゃんと聞いてれば良いだけの話ですがね・・・
不合格の場合
修了試験に万が一不合格の場合、一度に限り別のスクーリングに交じって、試験を受け直させてもらえるようです。
これも教室の空きがあるかとか、ある一定の期間内に受けないといけないとか、それなりの制限はあるようです。
ただこれは私が受講したLECでの話です。他の講習機関ですと、扱いが異なりますので、受講前に確認してください。
スクーリングの日程数が少ない講習機関だと、そもそも振替受験なんて認められないでしょうね。
基本的には受かる試験ですし、不合格の時のことなど考えない方が良いですね。
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