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「これならわかる 最新 不動産業界の法務対策 (事業者必携)」読んでみた

小言・日記

気が付くとこのブログも三か月くらい更新してなかったな・・・とにかく最近仕事が忙しくてね(言い訳)

さて、「これならわかる 最新 不動産業界の法務対策 (事業者必携)」を読んでみました。一応不動産業者に勤めているのですが、看板出しているだけで、ほとんど不動産業と言えるような仕事しているような会社でないし、あくまで林業業者だしね。このままじゃまずいかな~と思って、手始めに簡単そうなこちらの本を購入したので、ちょっとレビュー。

広く浅く

「広く浅く」もうこれ一言に尽きる。もう「以上!!」って言いたいくらい。以下、Amazonの内容紹介を引用すると・・・

「売買」「賃貸」などの不動産取引の基本常識から「建築規制」「空き家対策」「民泊規制」「民法(債権法)改正」まで。知っておきたい最新の法律常識満載。法務担当者必携の書。

●宅建業法、免許申請、流通機構、広告、手数料などのしくみがわかる
●開発許可・宅地造成工事、道路・境界、建築確認申請のことがわかる
●売買、賃貸などの契約の基本、公正証書、手付、違約金の知識まで解説
●空き家対策特別措置法、住宅宿泊事業法など最新の法律問題もフォロー
●不動産取引に関する「民法(債権法)」の改正ポイントを解説
●不動産取得税、固定資産税、住宅ローン控除などの税金の知識もわかる

取引の基本から活用法まで。不動産ビジネスの法律常識が本書1冊でわかる!

不動産に携わる者として、当然知らないとまずいような事が書かれています。逆に言うと、普段不動産に携わっていない私でも知っているような事ばかり。内容も、さわりだけを紹介しているような感じで、ここに書かれている事だけ鵜呑みにして仕事すると失敗しそう。

どなた向け?

「事業者必携」とか、「法務担当者必携」とまで書かれているので、かなり実務寄りで、実務にすぐ使えるような内容だと思っていたのだけど、全然違っていた。

例えば、「宅建士の資格は取ったけど、全く実務は知りません。」みたいな方なら、それなりに得られるものはあると思うけど、もちろん宅建士資格試験勉強で扱った事も多分に含まれているし、それら書かれている内容も宅建士試験よりは簡単。

そう考えると、「全く不動産業界に関わった事無い方」や「未経験で不動産業界に進もうと考えている学生さん」、もしくは「経験とか無いけど、宅建士でも目指してみようかな~なんて思っている宅建士受験生」くらいですかね。

ちなみに、改正民法についても触れられているけど、最後の最後におまけって感じだから、改正民法の解説目当てで買うと失敗するかも。

まとめ

この記事書いている時点でAmazonレビューは無し。普段はレビューチェックして、評価が良さそうな物とかしか購入しないのですが(しかも新品で)、どうしても「事業者必携」とか、「法務担当者必携」の文字に釣られて買ってしまいました。

結果失敗。メモ取りたいとか、「これは良い事書いてる!」って思える箇所が無かった。本そのものがダメって訳ではないです。先に書いた状況の方達(不動産未経験者とかね)になら、有用な本でしょう。まず最初のとっかかりとしては、良い意味で「広く浅く」網羅しているので、良いと思う。

だから、タイトルはどうにかして欲しかった。「入門」とか記載しても良いじゃん。失敗した・・・書籍購入して、これだけ失敗したって思った事も久しぶりだ。

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